あなたは どこへ

行きたいのかな

 

 いつも思っているのは あなたのこと

 ハグさんは nagiと出会う前のこと

 nagiは ハグさんと出会ってからのこと

 nagiと会うと 出会う前のことも 出会ってからのことも

 思い出すらしい

 

 そこを 敢えて 会ってもらっている

 nagiの わがままで

 nagiの 為に付き合って

 ハグさんの時間を 取ってもらって

 全然 迷惑ではありません・・

 その言葉を信じて

 

 ハグさんに迷惑をかけたくないのなら

 離れて行くこと そして時間と距離が 忘れさせてくれる

 それを じっと待つ

 ハグさんは 忘れたいと思っているだろうから

 

 自分のことで 精一杯になるんです

 ・・だから あなたのことまでは

 そう言われて

 nagiは どこに行ったらいいのでしょう

 

 今日は 猫のように 身体を丸めて

 誰かの部屋で 休みたい

 あたたかな あなたの傍で