その名前

その名前に触れるたびに

 

 ぞわぞわしてしまう

 胸がドキドキ し始めて

 全身を通り抜ける ぞわぞわ感

 このまま 時空を経ていくことが困難だと

 距離を置きましょう

 言ったら

 

 返事は何になるのだろう

 おそらく どうしてですか、、、?

 そうなんですね

 わかりました

 じゃあ これで

 

 尽くしてくれて

 なぜだとは聞かない、聞いてこない

 答を耳にするのが 怖いからだと 想う

 以前 重い・・と言われた あの言葉を

 聞いてしまいそうだから

 敢えて 聞いてこない

 だから 敢えて言わないようにしている

 

 永遠の距離を置く

 それが残されし 選択

 灯のつかない 窓を見つめる バカ

 今日は どこ行こう