80パーセントは あなたでできている

会えない理由が 思い出すから・・と

 

 ならば まだ癒えていない 気持ちが占めている

 ハグさんに 付き合う彼女ができたとき「別れましょう」とnagiが言ったら

 返事が

 「そんなに軽い関係だったんですか?」

 これには 言葉が返せなかった

 それから1カ月もたたないうちに 「距離を置きましょう」と言われ

 半年以上 会うこともなく 職場でも避けるようにして

 一度会いたいですと言ったら

 「会うと思い出してしまうので・・」

 

 今回 本当の距離を置くための準備をするときが来たように思って

 地球上での 役割を終えようとする準備

 きれいな形で 地上を離れたい そう きれいな・・・形

 

 残されたことがたくさんありすぎて

 片付けるために 片付けたいために ハグさんに

 想いを 伝えるために LINE電話

 距離を置いたしまったのは ハグさん自身の問題だから

 自分の中のことなので・・なぎさんのことではないので・・と

 

 職場で 信頼できる人は彼しかいなかった・・・のでLINEした

 

 「80%はあなたでできています・・それはあなたに出会った後から変わりません

  いつもあなたのことが気になって、あなたが消えてしまったら、

  生きていけません」

 

 29歳 下の彼に 語ったセリフ

 そして 「消えたい想いも 変わりません・・・」

 ただ やり残し過ぎたことを片付けたいので

 応援を ハグさんに頼んだ・・「手伝ってくれませんか」と

 

 返事は 「いいですよ・・」

 「アルバイトで いいですか・・」「時給・・・で」

 「時給はともかく いいですよ」

 こうして ハグさんと 再び会うことになった。

 

 「どうして 引き受けてくれたんですか」

 「断る理由はありません」

 

 6か月半ぶりに 対面した

 緊張した姿に もどかしい敬語で話した

 要件のみの会話 なるべく触れないことには触れずに

 お仕事を 依頼した。