第三者に

話をした 第三者

 

 nagiの中に 入ってしまった誰かの霊のことを

 その霊は お骨となって 納骨されたらしい

 肩が重くなった 日ではないかと思う

 その分 担当が静かになって

 眠れるのだが

 昨夜は 寝汗をかくぐらいの夢を見た

 目覚めると 忘れてしまうのだが

 着替えたいほどだった

 

 変わってきたことに変わりはなさそう

 ただ これから どうなっていくのだろう

 おそらく 誰かともう一人は

 あの人を 恨んでいる

 nagiも そう

 あの人を 見ることさえ 疎ましく

 殺めてしまいそうになる

 

 だから

 あなたは 離れていってほしい

 nagiの手の届かないところへ

 もしくは nagiと

 消えた

 一緒に 消えて